パッケージ管理システム管理外のソフトウェアをインストール(野良インストール)する際、その管理手段として大変重宝する paco(pacKAGE oRGANIZER)。
インストールは、paco のソース資源から「make install」する以外に、Ubuntu 用 .deb ファイルも入手できるので、それを使用すると
$ sudo dpkg -i paco_2.0.7-1ubuntu1_i386.deb $ sudo dpkg -i gpaco_2.0.7-1ubuntu1_i386.deb
gpaco は paco 用の GUI ツール。
使い方もシンプルで、例えば、KeyHoleTV をインストールする場合(KeyHoleTV のインストールについては解凍先の「readme-j.txt」(文字コードは EUC-JP)を参照)、
$ tar -xvf LKeyHoleTV1.23-ubuntu.tar.gz $ cd KeyHoleTV/ $ sudo paco -D make install
「-D」オプションでカレントディレクトリをパッケージ名として、paco のパッケージデータベースに登録される。その他の各オプションについては「man paco」を参照。
「-D」オプションで事足りると思うが、任意のパッケージ名を与えたい場合は「paco -p foo make install」という具合に、「-p」オプションを使用する。
「paco」コマンドを使用してインストールしたソフトウェアを gpaco で確認すると(gpaco の起動は アプリケーション > システムツール > Package Organizer を選択)、
paco を使用してインストールしたソフトウェアの一覧、インストールされたファイルの確認、削除等が可能。
参考
- paco - a source code pacKAGE oRGANIZER for Unix/Linux
- RX-7乗りの適当な日々: "make install"したソフトウェアを管理できる超便利ツール「Paco」
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