2010年6月21日月曜日

ビルド環境外で Mozc *.deb ファイルを使用する場合

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古いノート PC に Ubuntu 10.04 を入れて試してみました。

開発環境等は入れていない、割とプレーンな状態でインストールしてみました。

$ ls
ibus-mozc_0.11.365.102_i386.deb    mozc-utils-gui_0.11.365.102_i386.deb  product_icon.png
mozc-server_0.11.365.102_i386.deb  unknown.ico
$ sudo apt-get install libqtgui4
$ sudo dpkg -i *.deb
$ sudo mkdir /usr/share/ibus-mozc
$ sudo cp product_icon.png unknown.ico /usr/share/ibus-mozc/

「libqtgui4」をインストールすることで、必要な「qt」関連のパッケージが導入されます。

また、「libqtgui4」の導入なしで、「sudo dpkg -i *.deb」を実行すると、「mozc-utils-gui」が破損された状態でインストール完となり、この後に「libqtgui4」を導入しようとしても、この破損された状態が障害となり、導入できなくなってしまう(一旦、「ibus-mozc」、「mozc-utils-gui」、「mozc-server」の削除が必要になる)など、少々ややこしくなるので、注意が必要です。

もっとも、Mozc *.deb の依存関係は、「mozc-server」 > 「mozc-utils-gui」 > 「ibus-mozc」(>:意例:「mozc-utils-gui」は「mozc-server」に依存)となっていて、「mozc-server」から順に導入していけば、その都度、導入する必要がある依存パッケージについての応答があるので、問題は発生しないと思います。

Setup は、ビルド環境でやったのと同様になります。

動作は、あたり前と言えば、当たり前ですが、問題ないようです。

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